空想科学祭2010 感想・レビュー掲示板

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[62] 「凍った死体をのせて」和泉あらた Name:空想科学祭実行委員会 Date:2010/09/11(土) 18:02 [ 返信 ]
【題名】凍った死体をのせて
【あらすじ】
死体は最初から乗っていた。二週間の同行研修を終え、僕専用のトラックとして渡された時に、既に荷台にいたのだ。それから一年、僕は凍った死体を乗せて走り続けている。
【名前】和泉あらた
【区分】掌編
【URL】http://ncode.syosetu.com/n7123n/



[68] RE:「凍った死体をのせて」和泉あらた Name:和泉あらた Date:2010/09/13(月) 00:00
すみません、ありがとうございます。
迷い迷って、ホラーともSFともどっちつかずに……。
肝心の展開の部分が抜けた作品になってしまいました。
ただこの企画により、SFに興味が湧きまして、リベンジしたいと思います。
この「凍った死体」は後日「完全なホラー小説」として描き直し再度UPもしたいとは思います。
御批評ありがとうございました。

[71] 因果の行方 Name:栖坂月 Date:2010/09/13(月) 15:02
作品によって読み終えた最初の印象というのは幾つかの類型に分かれます。それらが中途半端であったり、複数持ち合わせることも珍しくはありませんが、この作品に限ってはただ一点、気味が悪いに行き着くことと思います。この部分かやはり、先のレビューにも見られるようにホラーという印象ばかりを残す結果になるのだろうと思います。実際私も、作品としては良く書けているなーと感じながら、そういえばSFだっけと思い出してしまいました。
SFというのは、何かしらの仮定に基づいた因果を記すものだと思っています。対してホラーというのは、その因果から外れることに価値を見出すジャンルであるように感じます。もちろん折り合いのつけようはありますし、因果の明確でないSFも因果の整ったホラーもあるでしょう。でも基本的に、この二つはどこか相性が悪く感じられます。
例えばこの作品、それがシステムであれサービスであれ時空の歪であれ、死体と良く似た肉塊が自動的に補充されるという仕様に明確な説明をされていたら、案外怖くもないように思います。そこが抜けているからこそ、余計に怖いと感じられるんだと思うんですよ。作者様はやはりホラー畑の人なのだろうと、改めて思う次第です。
とはいえ、SFとしてどうなんだという論点さえ除けば、纏まりのある綺麗な作品という印象を持ちます。小説としての不備は何も感じませんでしたね。
楽しませていただきました。
あ、そうそう、去年もそうだったのでお伝えしておきますが、この感想板は後で纏めて返信をするのが基本仕様です。開催期間が終わった後に、一つの本文で返してあげてください。どんな感じなのかは、去年の感想板を見ればわかると思いますので。ちなみに上の一つはそのままで良いと思いますよ。丁寧な人柄も伝わってきますし。
リベンジ、期待しています。


[98] RE:「凍った死体をのせて」和泉あらた Name:壇 敬 Date:2010/09/27(月) 22:54
 初めまして。ワクワクしながら読ませていただきました。僭越ながら感想を書かせていただきます。

 日常の中の非日常を最初から背負い込んだ主人公がどうなるのか、大変にワクワクしながら読みました。文体というか文章の運びはとても読み易くて、僕の波長に合っていたようで良い印象でした。
 しかし、最後まで種明かしが無いまま終わってしまったという感じで、ちょっと消化不良でした。「トンデモ」でもいいので科学的オチが欲しかったなぁと。既出ですけど、たぶん、ここら辺りが皆さんの言われている「分かれ目」なんだと思います。
 しかしながら、非日常的なことを日常の中に埋没させて、サラッと読ませているところは好印象でした。僕は、ホラーのジャンルはダメなのですが、最後まで読まさせられてしまいましたから。(日本語が変?)
 最後に一言。おばあちゃんの「この子」はその後、どうなったのかが知りたいです。

 乱文、失礼しました。


[120] RE:「凍った死体をのせて」和泉あらた Name:虹鮫連牙 Date:2010/10/03(日) 22:14
 こんばんは! 作品読ませていただきました〜。

 こわ〜い>д<
 怖い話は苦手なくせについつい読んでしまう虹鮫です。案の定、読後に鳥肌が……。
 自分だったら主人公のような心境にはなれません。ソッコーで勤め先に辞表出しそうです。
 おばあちゃんの人柄が最後まで変わらないのも逆に不気味に感じました。絶対配達したくねえっす。

 でも、そう感じるだけ良く出来上がったお話だと思いました。
 得体の知れない物や人が、作中で登場した瞬間から読後までずっと頭の中から消えることがなくて、これらがこの先どのような展開を迎えるんだろうと、作品本文から目が離せませんでした。
 読者さんを引き込む力がすごく強かったです。

 先にも書かれている通り、SF的見解、またはそれを思わせるような何かが一つあるだけでも、これはSFなんだなと思えました。
 いや、待てよ。つまりこういうことか。
 『SF=背筋、震える』なら全然問題なしですね!


[132] RE:「凍った死体をのせて」和泉あらた Name:尚文産商堂 Date:2010/10/05(火) 13:31
尚文産商堂です。

SFというのは、ある種ホラーの要素も含まれているのかもしれません。この作品を読んで、最初にそう思いました。
凍った死体を乗せ、配達をする毎日。しかし、その死体にいつの間にか伝票が付いていた。そして、佐藤さんが最後に言ったセリフ。そのことを全部考えてみると、どちらかといえばホラーの要素もあり、なんとはなしにSFのような感覚もある、不思議な読了感でした。

[146] RE:「凍った死体をのせて」和泉あらた Name:招夏 Date:2010/10/07(木) 13:32
こんにちは、初めまして〜

むぅ、なんとも不思議な後読感です。結局あの死体は何だったんでしょうね。私はてっきり、それが年金稼ぎの為のミイラかと思ったんですが(苦笑)、次の一文で、ひっくり返りました。

>後はこの子が運んでくれるからね」

それって何?何?何?と引っ張られるまま、読み終えて……結局ワカランカッタ……ひゅ〜(木枯らし)といった状態で終わりました^^;

ホラーとして読めば、それはそれで、不気味な後読感で終わるのでしょうが、どうしてもSFというポジションで読んでしまうので、消化不良!という不満が出てくるのだと思います。それを除けば、とても読みやすく面白い作品だったと思います。

ちなみに、SFかファンタジーかという境界をぎりぎりつめる論争というのは、よく聞くことですが、SFかホラーかと考えることがあるとは思っていなかったので、なんだか、それが新鮮でした。

[210] RE:「凍った死体をのせて」和泉あらた Name:ハセガワハルカ Date:2010/10/17(日) 14:26
 SF? そうさ、少し不思議さ。ハセガワハルカです。
 ストーリーを意図的に曲解して湾曲して逆さまに読むくらいのことをすれば、確かにSFでした。ですが今回は敢えてそのような見方をせずに、純粋に物語を楽しませてもらいました。ごめんなさい。
 "死体"という、普通に使えば生理的嫌悪を催さずにはいられない題材を、こうも綺麗に、ただ背徳的に使うことのできるその技術力は、なかなか計り知れないものがあります。読んでいて、気持ち悪くならない、しかしなんだか得体の知れない恐怖に冒されました。ホラー作品としては素晴らしい完成度だと思います。
 花の香り、配達時間と、張り巡らせた伏線を見事に回収しながら、しかし真相らしい真相は明かさず、読者の想像にお任せするという手法も巧い。考えれば考えるほど恐ろしいものになっていきます。読者が勝手に怖がってくれるというような土台が出来上がっているような気もします。いやはやレベル高ぇ……。
 掌編というメリットを限りなく引き出した良作だったと思いました。
 あ、最後に一つだけ。"いつも"のカフェオレを買ったにもかかわらず、飲んでみたら甘かったから明日からは違うコーヒーにしようという描写は、やはりなにか重要な意味があったのでしょうか?

 勝手に主題歌:「胡散の香り」(「うみねこのなく頃にBGM」ラック眼力)


[379] 【感想返信】RE:「凍った死体をのせて」和泉あらた Name:和泉あらた Date:2010/11/08(月) 22:41
たくさんのご指摘ご感想ありがとうございました!

初めに、まとめての返信になることと、企画趣旨から大きく外れた小説なってしまったことをお詫び致します。

もともと「あ!参加してみよう!」→「プロローグ・エピローグ・骨組みは出きた。後はSFっぽさをだす内容を中盤に盛り込むだけ」→「うわ、全然かけない」→「やばい、このままだと未投稿になってしまう」→「それだけは嫌だ、なんとか書き上げる」みたいな流れで自分としても納得いかないものでした。
今思うと時間は充分にあったわけで、皆さんの作品を読みながら趣旨を汲み取りゆっくり投稿すれば良かったと反省しております。

しかしながら、企画に参加したことで普段読まないジャンルの小説を読んだり、たくさんのご指摘ご感想を頂ける機会となり、とても嬉しかったです。

またSFどうこうの前に、一つの小説としての暖かいご感想もたくさん頂けましたので、今後の参考にさせてもらいたいと思います。

途中、感想読むのが恐いななんて思ってもいましたが、今読んでテンション上がりました(笑)本当にありがとうございました。


  


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