空想科学祭2010 感想・レビュー掲示板

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[45] 「辺境ドーム1779」鳥野 新 Name:空想科学祭実行委員会 Date:2010/09/05(日) 17:34 [ 返信 ]
【題名】辺境ドーム1779
【あらすじ】
 かつてはエネルギーストーン採掘で栄え、奇跡の宝石箱と呼ばれた1779ドームも鉱物の枯渇とともに衰退し今はさびれた辺境のお荷物ドームと成り果てている。縮小の一途をたどっている都市に流れ着いたのは、以前天才科学者として名をはせたリード・エザキと、新しく司政官に就任したアルフレッド・プライス。しかし彼らの邂逅とともに転げ落ちるようにドームの状況はさらに悪化するのだった……
【名前】鳥野 新
【区分】中編(完結済)
【URL】http://ncode.syosetu.com/n6082n/



[154] RE:「辺境ドーム1779」鳥野 新 Name:栖坂月 Date:2010/10/08(金) 16:16
これは素直に面白かったです。
面白おかしい冒頭から司政官の就任をベースに問題を持ち上げ、気付いたら一大事に発展して二人それぞれの力を用いて爽快な解決へと向かう、言葉にすれば簡単ですが、絡み合った事象を物語の中でわかりやすく紐解いて見せるのは決して簡単なことではありません。しかもその中に意外性と爽快感というスパイスを効かせるとなると、相応の技術を必要とするでしょう。その基本的な部分、作品の土台作りは見事でした。特に最終的な畳み掛けの部分は、実に楽しい中での読了であったと感じています。
ややBL的な要素を含むとのことで、人を選ぶ作品かと警戒していたのですが、そんなことは全くありませんでした。BLというよりはBLモドキな何かのように感じられた程度です。
あくまで個人的には、結構サラリと流された感のある『娘』についてもう少し掘り下げてもらいたかったなーと思いますが、正直野暮な注文だとも思います。完成された一つの作品としては、言うことなしの逸品であったのではないでしょうか。
楽しませていただきました。


[169] 感想 Name:美鈴 Date:2010/10/10(日) 20:59
 微笑ましい、と言ったら失礼だろうか?

 緊迫した筋立てではある。未知のウイルス感染モノという立派なカテゴリーに入る純粋なハードSFであるのに、小難しい話は一切ない。スリリングなシーンも過不足無くあるのに、何故か殺伐としない。
 この感じ、どこかで、と思ったらUSA製スペースアドベンチャー系のノリなのである。スターウォーズしか知らない人たちのために作品名を挙げるならスタートレック、宇宙空母ギャラクティカ、アンドロメダ(病原体の方ではない)、スターゲイト、あの世界である。
 しかし、そこは昨年捻りを効かせた評判作を投稿した作者のこと、スカしてばかりでなく、昨年トレジャーハンターと現地人少女との軽妙なやり取りを見せたように、しっかりと「掛け合い漫才」を見せる。アルフレッド、マーシャル、リード、フェスらの小気味よい会話を堪能する方も多いだろう。この会話文の多さも本作の特徴なので、これを楽しむか否かで評価は分かれそうだ。

 作者がどう狙ったのかは分からない。が、終始このまったり感は続いて行き、先述の通り緊迫したシーンも、約束通りの勧善懲悪もコーヒー片手、タイトルにシーズンなんとかの付くドラマを見るような安心感だった。


[225] RE:「辺境ドーム1779」鳥野 新 Name:尚文産商堂 Date:2010/10/19(火) 15:48
ホンワカムードの部分もあり、シリアスな部分もありで、とても楽しませてもらえた作品でした。
1ページごとをめくるたびに、どんな話が来るのかとわくわくさせられました。最初で笑い、途中で引き込まれ、最後までドキドキさせられました。

[252] RE:「辺境ドーム1779」鳥野 新 Name:じょーもん Date:2010/10/20(水) 16:47
 辺境とドーム。そこに何やら利のにおい。ゴミ問題、謎の疫病、それからなにやらこの地には似つかわしくない(いや、そうでもないか)個性的な面々が勢ぞろいと道具立てだけでツボな予感はそのままに、楽しく読ませていただきました。

 ただ、これを文句を言うのスジ違いというのは分かるのですが、横文字の名前を覚えるのが余り得意でないので、すとんと落ちて来る前に、たまに混乱することもありました。覚えちまえばどってことないんですが、某秘書と、某衛生局廃物処理課一課員。『いい男』タグで分類しちまったからいけないんですけどねm(__)m

 まあそういう瑣末はおいておき、読みごたえ十分な一作でした。佳境のドタバタ(とはいわないか?)部分、映像で見たくなる様なスピード感が。ビルをそんなふうに扱うなんてw。

[260] 面白かったです。 Name:招夏 Date:2010/10/21(木) 23:41
こんにちは〜拝読させていただきました。

期待した通り面白かったです。去年も感じましたが、作者様はバイオ関連の知識が豊富ですね。去年の「抹茶〜」を思い出しました。

それぞれのキャラが個性的でイメージしやすかったのが高ポイントだと思います。蛇足ですが、パジャマにコートに寝ぐせの辺りで、私の中のリード氏は、すっかり唐沢寿明(こんな字だっけ?)になってました(笑)

BL要素を含むと言うことだったので、少しワクワク…もとい、ドキドキしながら読み進みました。BLものは、全然ノータッチだったので……(あ、太古の昔、「風と木の詩」は読んだかも……古い…、しかもハード…(汗))しかし、ここでは、全く違和感も嫌悪感もなく、ああ、こういうことならば、そーいう気持ちになるのかもなぁと妙に納得させられました(笑)

誤字かなぁ、と思ったものを上げておきます。

>得に問題とされなかったようだが、

「特に〜」でしょうね?

[261] RE:「辺境ドーム1779」鳥野 新 Name:壇 敬 Date:2010/10/22(金) 01:09
 拝読しましたので、インプレッションを書かせていただきます。

 一等最初に申し上げたいことは「楽しかったですぅ」の言葉です。
 どなたかが書いておられましたが、海外SFの王道を行くストーリーで、その世代なのでズッポリとはまってしまいました。四人の主人公に『BL』してしまいました。
 切れ者が揃うと怖いもの無しって感じだし、しかもそれぞれの経歴が凄いし、絡み方も絶妙なバランスだし、キャラ立ちまくりで、そーゆー部分が足りない僕としては、十分に勉強させてもらいました。
 ストーリーの展開も構成も、そしてSFのガジェットも十分で、宇宙好きでプラネット好きの僕としては十分に楽しませてもらいました。
 BLは全然感じませんでした。逆にフェロモンというSFのガジェットとして捉えてしまいました。まぁ、この程度はSFの想定範囲内ってことで。
 とにかく、ガツンとやられました。面白くて一気に読ませていただいたことを強く書いておきたいと思います。

 乱文、失礼しました。


[285] RE:「辺境ドーム1779」鳥野 新 Name:石神航 Date:2010/10/24(日) 08:35
 面白い! 爽快とはまさにこのこと。読了感がたまらなくいい。
 登場人物の実にしっかりしていること。地に足を着いているというのが妥当だろうか、きちんと情報整理された中で、暴れまくってくれた。
 BLと聞き、どのレベルだとドキドキしたが、まあ、要素? くらいで一安心。これは万人に勧めたくなる。
 設定にガジェットに、この展開。巧い。大抵どこかで「読まされている」感覚に陥るのだが、それがない。知らないうちにラストまで読んでました状態なのだ。
 リードがいいねぇ。勿論マーシャルやアルフレッド、フェス達も十分魅力的なのだが、彼なくしてはこの物語はありえないというくらいの存在感がいい。
 一部、描写がもう少しあればと思う箇所も点在したが、読み終えてみればそんなのは些細な問題だ。まだ読んでないという方は、是非お読みいただきたい。


[322] この軟禁されたようなゆるゆる感…! Name:饅頭は空を飛ぶ Date:2010/10/28(木) 03:17
こんにちは。拝読しましたので感想です。
不法投棄…被害を受ける田舎なんかを思い出して嫌んなりました(笑)。ゴミの問題あたり、読ませましたねえ、この安定感と安心感と、連続していく展開。楽しく読み進んでいきました。恋ですって? いやー、たぶんこの展開だと…(SFっぽくニヤリ)、といった感じでこちらに期待させつつ。読後も、続いていたゆるゆる〜とした感覚は変わることなく。まさに楽しかった! のひと言でした。

作風であろうと思われる会話文の多さなのですが、各、言わずもがな、いい味を出しています。ただ、読みやすい入りやすいのですが時々に、人物でハテ誰が言ってるんだっけと思う所もありました。天使と人間くらいの差があれば極端でいいのですが、似たような人間が複数並んでしまうと。ちょっとしたことですが見分けが辛いですかね。しかし会話文、ここが味でもありますし、加減が非常に難しい域だろうことと思います(といいますか、自分が見分け苦手なだけなんだろうなーとも思います苦笑)。悔しかったのは、ゴミ男の話あたりです。あれ、誰がゴミ男で…なんて一瞬読みが止まり。ああ馬鹿だ自分(あ゛ー)。せっかくの面白き所を…+

それでは企画作、おつかれ様でした。
見苦しい感想で(ああホントに汗)失礼致しました。


[333] RE:「辺境ドーム1779」鳥野 新 Name:藤咲一 Date:2010/10/31(日) 14:11
お久しぶりです、藤咲一です。
企画執筆お疲れ様でした。また、感想ありがとうございました。
と、挨拶は程々に、企画作品を覗かせていただいたので、簡単な感想を……

とても面白い作品でした。
辺境ドームで起こった一連の事件。そこから明かされる真実。
また、掛け合いや科学的な部分。演出にと、素晴らしいものでした。
隔離されたドームで起こりえる問題の提起と解決。それをコミカルにシリアスに見せられる力にはもう何も言えません。
純粋に楽しませていただきました。
さて、ま、ここからは余談。辛口でもないし、ただ、趣味交じりの興味本位でホワイトデストロイヤー(以下WD)についての考察です。
作中に登場し、中盤から終盤に至るまで重要なキーアニマルであったWDですが、作中にあったその説明から以下の点が挙げられます。
・単純計算、一ヶ月後には一万五千匹を越える。
・寿命は五年。
で、んじゃあこの恐るべき鼠算は、寿命までほおっておいたらどうなるのか?
と言う事で計算したところ。
4.1721×10の202乗匹。
ドブネズミの小さいのと想定し、面積にして
約1×10の194乗平方キロ。
同想定で体積、及び密度1の計算で重さ
約2×10の190立方キロ、トン。
ちなみに地球の表面積が5.1×10の8乗平方キロで体積が約1×10の12乗立方キロ……おまけで銀河系の輪っかで約7×10の41乗平方キロだとか。
いやはや、五週間少しでケリがついて良かった。作中の時点で約10万匹ですかね。若しくは約56万匹、またそれ以上。脅威です。
まあ、生物であれば計算通りに行かず、自壊点があるでしょうから、机上空論と言う事で。
下手をすれば宇宙を呑み込むであろうWD。イナゴもびっくり星をも喰らい尽くす、空想科学的に最高の自爆型ベクターですね。
WDに宇宙耐性Aがあれば、立派な破滅系SFのキーだったり。
なんて色々とアホな考察をしてしまいました。その時間も実に楽しかったです。
ご馳走様でした。

と、以上が私の感想です。
好き勝手な感想すいません。
これからも頑張ってください。
藤咲一でした。


[387] 皆様、ありがとうございました。 Name:鳥野 新 Date:2010/11/11(木) 00:33
 読んでいただいた皆様、感想をくださった方々大変ありがとうございました。
 そして、企画に尽力していただいたスタッフの皆様、大変楽しんで書き、そして参加させていただきました。運営ご苦労様でした、心から感謝いたします。
 諸般の事情で、感想をいただいた方へのお礼が遅れてしまいました。大変失礼いたしました、お許しください。

栖坂月さんへ
 拙作に慈愛溢れる温かいご感想ありがとうございます。栖坂さんの感想は、他の方への感想も含め丁寧で深い考察があり、感心して読んでおりました。
 確かにご指摘のとおり、あの「娘」のくだりは、ある意味肝なのに簡単すぎたと反省しています。
 そのうち、できれば、もしネタが頭に降ってくれば……続編を書いて、今度は中心キャラの一員として描いてやりたいと思います。

美鈴さんへ
 御明察です。実は私、スタートレックの大、大、大ファンで、あのようなストーリー展開、そして仲間同士の掛け合いの雰囲気が大好きなのです。拙作が緊迫した状況にもかかわらず、展開がぬるすぎるというご指摘かもしれませんが、ご感想を読んで思わず「見抜かれている、私の嗜好……」と、ニヤニヤしてしまいました。(神読!)ご感想ありがとうございました。

尚文産商堂さんへ
 とにかく今回は、好き勝手、やりたい放題、細かいこと抜きで、のびのびと書かせていただきました。
 設定の詰めも甘く、説明も不十分でSF的に幼稚だったかもしれませんが、楽しんでいただけて幸いです。過分なご感想ありがとうございました。

じょーもんさんへ
 どうも、描写の書き込みをするということができず、文章が薄っぺらな気がしています。じょーもんさんの書き込まれていながらも、読みやすいあの文章を書けるように、つめの垢でも飲みたいくらいです。登場人物の名前はま〜〜〜ったく悩まずに、どこでもあるような名前を数秒で全員つけてしまいました。ここら辺に記憶に残らない原因があるのかもしれませんね。ご感想ありがとうございました。

招夏さんへ
 誤字のご指摘ありがとうございます。投票も終わったことですし、早速、訂正しに行きます。
 キャラを気に入っていただき大変うれしいです。とにかく、今回SF、というよりあの4人が書きたかったので……。私は、読まれる方がそれぞれの登場人物像を作っていただきたいのであまり、容姿の描写をしません。(これは私の欠点でもあると思うのですが)リードが、唐沢さんなんて、もう大過分な脳内配役で狂喜乱舞です。いや〜、奴も浮かばれます。ご感想大変ありがとうございました。

壇 敬さんへ
 主人公に『BL』なんて、なんて幸せな奴らでしょう。自分の頭の中で悶々と膨らんでいた世界が、文字になり他の方に読まれると、なんだかrebornというか、彼らに命が吹き込まれたような気がします。作者としてはたまらなくうれしい瞬間です。
 今回はSFとして通用するかどうか不安だったのですが、SFガジェットも充分と言っていただき、ちょっとほっとしました。(自分に甘いかなぁ)ご感想大変ありがとうございました。

石神航さんへ
 リードがいいと言っていただきありがとうございます。私は、自分の書く主人公が嫌いなことが多く、気を抜くと主人公よりサブキャラが活躍してしまう傾向があるのですが、今回はめずらしく主人公に思い入れていました。
 描写がもう少し……これは私も感じています。が、自分で読み返してもどうしていいか良くわからない(爆)ことが多く、今後の大きな課題だと思っています。ご感想ありがとうございました。

饅頭は空を飛ぶさんへ
 ご感想ありがとうございました。会話文を書くのが楽しくて、今回どんどん増えてしまいました。会話文だけで進むところも多々あり、でもその場合、誰がどの台詞を言ったか読者の方に理解できると言うのは最低限守らなくてはならない作法だと思うので、これは大反省です。今後は、気をつけて書きたいと思います。ご指摘ありがとうございました。

藤崎一さんへ
 計算ありがとうございます。単純計算だけで、あとは面倒くさくて(というか、私の数学の限界を超えていたので)放っていました。
 え〜、こんなに増えるんですね(←オイ!)ビックバンも真っ青って感じ……。
 早く増えてもらわないと、ドームが危機的状況にならないと思ってホワイトデストロイヤーの繁殖を設定したのですが、さすがネズミ算と言われるだけありますね〜。
 これからは、もっと設定をきちんとして創作に臨みたいと思います。ご感想ありがとうございました。



  


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