空想科学祭2010 感想・レビュー掲示板

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[27] 「F・∞」栖坂月 Name:空想科学祭実行委員会 Date:2010/09/02(木) 23:51 [ 返信 ]
【題名】F・∞
【あらすじ】
人間達が太陽系を飛び出して移民を開始してからすでに数世紀、様々な娯楽が生まれては消えていった。レースカテゴリの主役は長らく宇宙空間にあったが、三十年前に立ち上がったロードレースが人々を熱狂させる。そして今期、ヤマト資本のプライベートチーム『フォーチュンベル』が、新人を擁して開幕3連勝を飾り、台風の目となって暴れまくっていた。銀河チャンピオンは目の前、最終戦の幕が今、人類発祥の地で上がろうとしている。
【名前】栖坂月
【区分】連載
【URL】http://ncode.syosetu.com/n5514n/



[140] 「F・∞」感想 Name:鳥野 新 Date:2010/10/05(火) 22:37
 ジャック・ヴィルヌーヴが大好きで、そのころF1にかじりついて見ていた自分としては、この作品はまさにビンゴ。血湧き肉踊る展開で大興奮でした。(ちなみにJVとウィリアムズで同僚だったデイモン・ヒルは、最初デーモン・ヘルときき間違えてえらく怖い名前だなあと思っていたものです)読みながら、作者の「FI面白いでしょう、迫力あるでしょう」という声が聞こえてくるような、楽しい作品でした。
 まず、カブトガニの設定がいいですね。通常とは一味違ったこのマシンが、レースのさまざまな状況をかいくぐりながら活躍するのがとても小気味良かったです。
 また、レースを描写すると言うのはとても難しいものだと思います。やもすれば、順位だけの抜きつ抜かれつの描写になりがちですが、この作品は違いました。そのときの状況、ピットインの駆け引きなどが細かく描写され臨場感バリバリでした。FIレースが血肉の通った生き物のように感じられます。最後、雌雄を決する場面での主人公の精神的な描写も胸に迫るものがあってよかったです。
 無尽蔵の知識からじゃばじゃば惜しげもなく情報を出す感じで、随所に挟まれる説明などにも余裕を感じました。好きな物を書くって良いですね。楽しませていただきました。


[157] じっくり、じっくりと観戦者となって読む長編 Name:饅頭は空を飛ぶ Date:2010/10/09(土) 03:01
こんにちは、拝読しましたので感想です。失礼します。
長編ということで。飽くまでに読み切れるのかと対しては苦手意識のある自分ではありました。しかし結果、一気に読めてしまった。全体的に、妥協を許さなく書き切った! という力を見せて頂きました。序盤から中盤にかけて、じっくりと話の中で必要な知識や説明を事前学習してから、さあ後は本番ともいうべきラストへとじわじわと進行。そんな運びでしょうか、大変面白かったです。

レースの他、格闘やスポーツ系統等、目に見えるアクションが話に要る場合、それを読む側はスピード感や臨場感に乗ることがとても重要で、この進みを何かしらの障害で邪魔されると途端にそれまで熱くなっていたものが冷めていって終わってしまいます。よくこの辺りを書かずに失敗している例が最近巷で目立つなと思ったりするのですが、この作品では、しっかりと読み手を「離さない」姿勢で書き切って下さいましたね。安心して読めて良かったです。
個人的に興味が注がれたのは第6話です。ちょうど話のポイントともなるタイヤの解説が欲しいなぁと思っていた所だったので、ここの所は食い入るように読んでいました(笑)。深い森のホッケンハイムのレース模様、その戦略のあたりには、胸踊りました。そうきたかと、無謀でもない可能性のあるそのチャレンジに、富田や朱里と同じく、その時のレース傍観者の一人になった気分でした。そして気が付く、「芝刈りって、そういう意味かああああ!」と(笑)。レースや賭け事は好きなので(まあ自分も書いてはいるのですが)、コースの名前等、想像の範囲で読ませて頂きましたが、これだけしっかりと説明が書けているのですから特に細かく考えず「だいたいこんな感じのうねったコース〜」ぐらいで(笑)読めると思います。たぶん話に重要で一番押さえておきたい所となるのはタイヤでしょうかね。何となく昔に教習所で聞いた知識が頭をかすめていきました。

ちらつくライバル達の影、支えるチーム、メカニック、傷だらけの大和魂だなんて何言ってるのと解説者。各、置かれた設定の位置づけが確実で、主人公がそこにあるのだと最後、こうして成長していくんだとガッツリきました。結果は結果としてですが納得感があり、一つの物語として読み応えあったーと万歳したいくらいです。

それでは、長々と続きそうですのでこの辺りで締めます。企画作全3作、本当におつかれ様でした。充分に長編で発揮された本命(?)馬を堪能させて頂きました。面白かったです。


[234] RE:「F・∞」栖坂月 Name:ロメル HOME Date:2010/10/20(水) 08:42
 熱い!F1ファンにはたまらない作品!楽しく読ませて頂きました。

 コースアウトしただけでも完走が危ぶまれるF1に対し、オフロードコースのあるFI。「翼もしくは反重力装置に類するものを用いて、浮遊あるいは飛行する機能を持たせてはならない」というレギュレーションがあるのでしょうね。(そうしないとスターウォーズにあったような空中レースになってしまう。)

 芝刈り機(笑)の後ろならオフロードを走れるという設定は、さすがにご都合主義な気がします。
 F1自体がSFの一歩手前の世界ですが、もう少しSF的要素を詰め込んでも良かったのではないかと思います。マシンの改造は難しいと思いますので、サポートチーム側に超精密な天候予測機や敵チームの行動予測AIを設置するなどで。


[317] RE:「F・∞」栖坂月 Name:尚文産商堂 Date:2010/10/27(水) 13:09
モータースポーツに興味がなくても、すっかりはまらせていただきました。

さまざまな要因が折り重なって一つの目標へと突き進む様は、まるでいつか読んだ青春ドラマのような感じを醸し出していたような気がします。
すっかり楽しめる作品になっていました。

[358] 返信と書いてあとがき Name:栖坂月 Date:2010/11/04(木) 16:52
完全に趣味へ走った痛々しい作品を読んでいただきまして、誠にありがとうございました。モータースポーツに興味がなかったら読むのやめるだろーなぁと、普通に思ってました。
とりあえず、そんな作品に手を出してしまった奇特な方々への返信です。個々に、とも思ったのですが、この先の道のりを思い浮かべたら余りに途方もなさ過ぎて却下となりました。まとめての形になりますが、どうかご容赦下さい。
私はセナプロで流行ったブームの折、何故かゲームから入ってF1を見るようになりました。途中、仕事が忙しかった関係で3年ほど見ない時期があり、その間にセナが逝ってしまったのが悔やまれます。ま、そんなこと言う私はマンセル派なんですけど(笑)
この作品はまず、レースを描くことに執心したので、その部分が上手く機能していた、少なくともF1を観ていた方にモータースポーツを思い起こさせることが出来たのは何よりでした。そしてもちろん、モータースポーツにあまり縁のない方々にも楽しんでもらえるための工夫、カットイン的な解説であったり展開の見せ方であったりは、それなりに上手くいったのかなと感じております。
ロメルさんがご指摘されている、この作品の甘い部分は辛口の方で書かせていただくとしまして、とにかく書いていて楽しい作品であったことは間違いありません。それが故に身勝手な暴走も多かったと思いますし、反省もあります。
ちなみに個人的本命はこの作品でしたが、見事に駄馬であったのは身体を張ったギャグだったと思っていただければ幸いです。
お読みいただき、かつご感想まで頂きましたこと、改めてありがとうございました。



  


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