空想科学祭2010 感想・レビュー掲示板

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[110] 「さんぶんのいち」じょーもん Name:空想科学祭実行委員会 Date:2010/10/02(土) 06:48 [ 返信 ]
【題名】さんぶんのいち
【あらすじ】
人口密度稀少域特例総合司法官保志。
その任務は、
@捜査・逮捕,A立件・裁判・量刑確定,B刑執行の本来、別の三つの司法機関に委ねられるべき『人を裁く』権利を行使することが出来る職位にある。
通称三分の一特例によって、45歳の定年延長を確保した保志は、長年煮え湯を飲まされてきた、今時恥ずかしい宇宙海賊、通称ジョリー・ロジャーの尾っぽを掴み、逮捕に持ち込むことが出来るのか。

 そして、保志が選んだ三分の一ずつの二人は、現役裁判官の迫神平和と、SATの制圧一班レコンを務める相澤亜衣里。

 三分の一の非日常を取り込んだせいで、東京と宇宙開拓最前線を、行ったり来たりで……。

【名前】じょーもん
【区分】長編(完結済)
【URL】http://ncode.syosetu.com/n0843o/



[122] 「さんぶんのいち」感想 Name:鳥野 新 Date:2010/10/04(月) 23:53
 字数を見て一瞬ひるみましたが、それを感じさせない、いやもっと読みたくなる作品でした。さらっとしか言及されていない部分にも作者の細やかで奥深い設定が垣間見られ、物語に厚みがあります。新橋駅烏森口などという、馴染み深い場所から宇宙辺境最前線を行ったり来たりするのに、不思議に説得力があるのは、この綿密に構築された設定のためでしょうか。
 字として読んでいるのにいつの間にか頭の中で登場人物(得にセレ、機械の癖にお前がだ!)が3Dとなり動き出している。(というか、踊りだしている)絵に描いたような設定の(美人で優秀な弁護士だったり、筋肉もりっもりっの好青年だったり)人々が読み進めていくうちに、人間臭い匂いを放ち始める。あああ〜これはまずいと思っているうちにPCから離れられなくなって一気に読んでしまいました。
 それにしても、私イチオシはあいあいこと、相澤亜衣里。
 あのキャラにはやられました。くうううぅ、可愛い〜っ。
 いや、彼女がシンクロライドしたときのあの笑撃。私はわりと笑いにはクールなほうで、あまり文章で爆笑はしないのですが、吹き出しました。PCの前で夜中に独りで……。ここは必読です! 魅力を語ると尽きないのでここら辺で終わりますが、一言。
 あいあいを〜〜〜〜〜〜〜〜〜!


[162] 感想 Name:美鈴 Date:2010/10/10(日) 09:41
 私は以前から、この作者は何故これだけの文字数を経なければ物語れないのだろう?と考えて来た。この作者を初めて知ったという読者の方は見るがいい、「もぐら叩き」の文字情報量。

 物語が長くなる理由に「作者の多弁癖」やら「脇筋の乱発」がある。
 この作者の場合、両方当て嵌まるのだが、ここで気を付けたいのは「多弁ではあるが拒絶するほど酷くないこと」と、「脇筋は多いが読み手の頭が混乱することもない」ということだ。
 だからどうしてなのか悩むのだあるが、この作品を読破して何か掴んだ気がした。
 単純なのだ。作者は登場人物が可愛くて仕方が無い様なのだ。

 読めばお分かりだろうが、この作者は人生経験が長い(つまりは年齢が高い・失礼)。三分の一などという発想は若者には無理であろう。

 そして、人間がどんなものか知ってしまっている。
 年齢が高めの作者の書くものは皮肉と風刺、悲哀が滲んでいることが多い。勿論この作品にもそれが満ちている。夫婦の有様はこれだけSFらしい作品なのにどうもリアルで気持ちが悪いくらいだ。
 しかし、一貫しているものがある。それは人間に対する温度の高さだ。
 絶望的な人物は一見見当たらない。三分の一に縛られても皆、生き抜こうとしている。
 そう、確かに作品の中で膨大な人数の人間が人間臭く生きている。

 このまま書いて行くとこの作品に見合った長さになりそうなので―
 まあ、とにかく読みたまえ(笑)
 不思議なことだが、長いことは長いのだが、読む気さえあればすんなり世界に入って行ける。
 これもまた、この作者の力量を示している。


[253] 多分作品的にもさんぶんのいち Name:栖坂月 Date:2010/10/20(水) 19:45
また劇場版かー(笑)
とりあえず一番言いたいことは最初に言っておきました。これだけの長さで全く終わりが見えないというのは、もう何でしょうか。一つのクセというか習性なのではないかと思えてきました。まぁ私もね、半分に到達して何も事件らしい事件が起きていない時点でイヤな予感はしてたんですよ(笑)
しかしこのボリューム、仮に時間があったとしても20万じゃ無理ですよねー。去年以前を知らない読者が読んだら、確実にずっこけることは疑いなしだと思います。
とはいえ、一応作者様的には一段落(笑)という形のようですので中身についても申し上げておこうと思います。
ハッキリ言って面白かったです。構想設定展開、どれをとっても一級品でした。キャラにも魅力があり、私にはない厚みがあります。前のレビューにもありますが、この辺りは人生経験の差ーーというより人間という対象に対するスタンスの差みたいなものだと思っていますが、そんな感覚を受けます。そしてそれだけなら人間模様ばかりが前面で踊る、個人的にはストーリーラインの薄い話に納まってしまいそうなんですが、この作品はその辺りが極めて良く出来ています。細かくも大胆に、派手さを保ちつつも繊細に突き進む物語は、流石の一言でした。何よりこれだけの設定を詰め込んで、飽きないばかりかすんなりと脳内で理解できる文章の巧みさは、是非とも参考にさせていただきたいところです。
でもね、終わってないの、コレ(笑)
で、劇場版はいつの公開なんでしょうかね?


[272] RE:「さんぶんのいち」じょーもん Name:84g HOME Date:2010/10/23(土) 00:11
感想は歯抜けですが、全作品読破。
長さで敬遠していたものの、読んで見ると…いや、袋叩き感想は書ける気がしますが、
今俺の手元にある全ての情報はじょーもんさんの故意的な暴走だと告げている。

間違ってる意味での確信犯。
これはツッコミいれたら負けだ。
(いや、別に負けてどうなるもんでもないんですが)

そもそも、暴走しても読者としては面白ければそれで良いわけで。
作品に山場とかオチとか深いメッセージ性とかを求める必要は全く無い、面白ければそれでいい。

何か、とにかく奔放な作品。
暗くなる要素が多大にあるのに、全体にポジティブなオーラが漂っている。
良い文章の定義は読んでいて、読者がその作品の風を感じられることだと俺は認識していますが、
なんというか、作品の雰囲気が最も伝わってきたのは(未読の選外作品を含まなければ)トップ。

[281] とうとう辿りついたぜ……そして…… Name:招夏 Date:2010/10/23(土) 20:47
こんにちは〜拝読いたしました。

むむむむ、相変わらずのこの微に入り細に入った設定と、キャラ語り……じょーもんさんの執念を読んだ気がしました。しかし、しかしっ、私は言いたいっ。ここで終わりなのかーっ!!!

何故なのかは分からないのですが、ずーっと脳内に「○本新喜劇」のパンパカパッパーという能天気なBGMがかかっていたような気がします。(いえ、それだけです。タイはありません)

私個人的には、AIの癖に快楽を求めてやまないセレくんが好きだと思います……(少し自信がないけど……)

今回は、時間に押されていたので、超スピードで読んでしまったので、次、時間がある時にゆっくり読みたい気はします。

以上、なんだかすっかり良く分からない感想で、すみませんでした(^^ゞ

[308] RE:「さんぶんのいち」じょーもん Name:尚文産商堂 Date:2010/10/26(火) 15:03
なんとなく、中途半端な終わりかとは思いましたが、それも、この作品の重要なキーになっているような感じがしました。

これから彼らがどのように行動するかということを考えるだけで、胸がわくわくする感覚があふれだします。その感覚も、この作品を読みきってから湧き出してきたもので、それまでは、いろんな人間模様ともいうべきものが、さまざまな方法で書かれている作品となっていると思います。

[332] 面白さは変わらない Name:饅頭は空を飛ぶ Date:2010/10/31(日) 14:05
つゆ…(ボソ)。しょっぱなから、笑わせて頂きました。感想です、失礼します。

もう何でしょう(笑)。この面白さ。何とな〜く、「あ、この引力まずいなぁ」と予想はしていたのですが、読んでいて複雑な心境になりました。癖のある文は、悪文とか余計な文とか言われがちなのですが、言い方変えれば書き方が側面的であるんですよね。この見方は女性の方なんかにゃお得意なんだと思われますが、自分は嫌いではありません。だって面白いし(爆)。このバランス、この余裕、絶妙でいいですねえ。とても羨ましいです。これだけのボリュームがありながら、誤字なんてものもほぼ無いっていうのも、たまげたものですよ。凄いっ。美耶子さん怖えぇ…。
しかし残念なことがひとつある。大変申し訳ない、実は、〆切日内に読めそうにない(ういあ゛ぁああ〜)。無念だった。半分まで行ったというに…期日は過ぎてしまいますが、必ず完読する。…ひょっとして終わらないんですか?(え)、いや構わない、面白いんだから。すみませんっ><!

それでは、またまたお見苦しくも、失礼致しました。
企画作、おつかれ様です〜!


[335] RE:「さんぶんのいち」じょーもん Name:石神航 Date:2010/10/31(日) 16:45
 あいあい、いいねぇ。嫁にしたい娘が一人増えた。
 長いが読んでみればあっという間、最初から最後まで、何とも無駄が……あったような気もするが、そんなもの払拭してしまうような勢いがあった。寧ろ、勢いだけでガンガン書いてしまったというような気がしないでもない。
 棺桶の発想が特に素晴らしい。アレならば宇宙にだって行ってみたいと思ってしまう。半分程度しか理解せずに読み進んだが、シンクロイド・システムが話の中で十分に生きていて、これはいいなと唸る。
 勿論、お得意の饒舌すぎるキャラ語りも蘊蓄も、ここまで長くすることはないだろうと突っ込みつつ、楽しませていただいた。やたらとあっちいってこっちいってしたような気もするが、本人的には「書きたいもの全部ぶっ込んだらこうなった」のではなかろうか。
 最後、どうせなら事件解決までと思う方も多いはずだ。だが、あそこで終わるから良いのかもしれない。余計なことを書きすぎると、後味が悪くなる。二人、身も(?)心も結ばれたわけだから、(余計なのが間に挟まっていた様な気がしないでもないが)ハッピーエンドで良いと思う。
 それにしてもアレだ、下ネタ率高すぎるので、ウブな子供らは読まんでもいい、とだけ言いたい。


[362] つまりは「さんぶんのいち」で全部だってことですかねぇ Name:じょーもん Date:2010/11/04(木) 21:24
 皆さん企画お疲れ様でござんす。去年はほぼここでお礼をいうのがスタイルなんてことも気が付かないほどバタバタでございましたが、今年は読み期間が長くあって、拙作にもこんな〜に感想が付きました。(感涙にしばしむせんでやる)

 個別レスもと考えたのですが、折角ですからまとめレスで。個別を希望の方は、ぜひ今後の宣伝もかねてなろう本体に感想コピペってくださると更に涙がとまんないかもしれないっす。

 さてさてと、今回、私は「大人向けライトノベル」と「楽しいラブコメ」をテーマにSFの王道ネタであります考えるAIを深刻な方向に蹴飛ばさず、純粋に気持ちいいことに憧れる変人として味付けしようと思い立ちました。で、彼(?)をからめた3Pあんどキスシーンエンドという壮大な目標をおったてて走り出したのです。
 ジョリーロジャーと保志因縁の対決と、サスペンス要素たっぷりの捕物帳が目標だったら切り口が違っていたのかもしれませんが、なにせ「黄色に注意」がゴールだったので、ちゃんと落としたつもりてでいたのですねぇ。

 それで「劇場版発言」に出会って大いに悩んだのでありました。「へっ、予定調和的ハッピーエンドのオチなんて、必要?」ってことで、あちこちにメッセで聞きまくったのは、一部の人だけが知るところであります。

 決着を見たいというご意見あり、あれでハッピーエンドなのでいいというご意見あり、何でもいいから「あいあい」を書けという無茶ぶりあり、「ジョリーロジャー」を見たい〜という意見もあり、聞けば聞くほど悩んだのでありますが、まあ、とりあえずは事件全体の三分の一程度のところではありますが、AIがからむ濡れ場が書けてよかったじゃないか……というところに落ち着きました。いやぁ、めでたい。

 いやや、劇場版への熱烈なリクエストがあれば、手持ちの連載全部カタついたら、特別に書いてもいいかな〜ってところですが、現在のところはタイトルどおり、事件全体の「さんぶんのいち」ぐらいのところでおしまいでございます。
 その場合は、だらだらした続きなんか見たくないって言ったそこのアナタ、絶対くるなよなぁ(^^)v

 これって、何か感想のお礼としては相当ズレてるとは思いますが、まあ、84g氏が見事に言い当てた様に、祭りははじけて暴走するところなので、まあ、これだけ賑やかならば、一人ぐらい方向間違えて走るやつがいても、大目にみていただきたいなぁとか、なんとか。

 長くなりましたが、どうぞこれからも空想科学祭りが楽しく開催されますようにと、お祈りして終わりたいと思います。文字数的にも、内容的にも暴走ぎみだった拙作にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。



  


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